お知らせ

【9月15日に公認心理師法が施行されました】

 

学校心理士認定運営機構 理事長 石隈利紀
事務局長 山口豊一

日本学校心理士会 会長 石隈利紀
副会長 岡田守弘

学校心理士の皆様
大変お世話になります。

9月15日に公認心理師法が施行されました。
詳しい内容は,厚生労働省または日本心理研修センターのウエブページでご確認ください。「公認心理師カリキュラム等検討会」の報告書に基づいた内容となっています。

9月15日に「公認心理師法附則第2条第1項第1号から第4号までに規定する公認心理師 になるために必要な科目の取扱いについて」、つまり特別措置における読み替え科目の例が示されました。

学校心理士養成の大学院科目が、以下のように読み替え科目の参考例としてあがっております。

保健医療分野に関する理論と支援の展開:臨床心理学
福祉分野に関する理論と支援の展開:発達心理学、特別支援教育、障害者(児)心理学、障害児の教育と心理
教育分野に関する理論と支援の展開:特別支援教育、学校心理学、教授・学習心理学、障害児の教育と心理
☆上記①(必須)+②③各1科目で、この領域のグループでの条件を満たす。
司法・犯罪:省略
産業:省略
心理的アセスメントに関する理論と実践:心理教育的アセスメント、教育評価・心理検査(実習を含む)
心理支援に関する理論と実践:学校カウンセリング・コンサルテーション、学校カウンセリング(実習含む)
家族関係・集団・地域社会における心理支援に関する理論と実践:学校カウンセリング・コンサルテーション、学校カウンセリング(実習含む)
心の健康教育に関する理論と実践:生徒指導・教育相談・キャリア教育
☆⑥⑦⑧⑨のうち2つで各1科目で、この行為の領域グループでの条件を満たす。
心理実践実習(450時間以上):心理教育的アセスメント基礎実習、学校カウンセリング・コンサルテーション基礎実習、教育評価・心理検査(実習含む)、学校カウンセリング(実習含む)
☆実習時間は問わないので、上記科目どれかの単位で実習の条件を満たす。


学校心理士類型Ⅰで学校心理士を獲得した方は、旧課程の方も含めて、大学院科目の履修の読み替えにより、公認心理師受験資格があります。

この読み替え科目例は、公認心理師の特例措置で、学校心理士をめざして修学した方も尊重されていることを示すものです。
公認心理師誕生の基盤として、臨床心理士、学校心理士、臨床発達心理士、特別支援教育士の活動があったことが議員の先生方や厚労省・文科省の方々にも伝わった成果だと思います。

学校心理士の方々にご周知をお願いします。


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