【 日本学校心理士会 神奈川支部会員の皆さんへ 】
日本学校心理学士会 神奈川支部
支部長 岡田守弘
3月11日(金)に発生しました東日本大震災により多くの方の尊い命が失われたことに、深い哀悼の意を捧げます。また、被災されました多くのみなさまに心よりお見舞い申し上げますとともに、早期の復興とご健康を心よりお祈り申し上げます。
神奈川県内では緊急避難所に指定されている学校もあることと思いますし、これから転校生として被災地の子ともたちを受け入れる学校もあるでしょう。学校は、子どもにとっても、地域のみなさまにとっても馴染みのある場所であり、身の安全だけでなく、心の安定のためにも果たす役割は大きいと思います。みなさんの生活が、早く元のように落ち着くことを祈っています。また、先生方はくれぐれも無理をせず、ご自身のできる範囲での援助や活動をされますよう期待いたします。
日本学校心理士会神奈川支部は、みなさんのためにできるだけのことをしたいと思っています。何ができるか、どのようにしたらいいのか、役員のみなさんと考えながら、進めていますが、とりあえず、日本学校心理士会のHPには次のような参考になる資料が掲載されていることをお知らせします。みなさんのお役に立てればと思います。
【 日本学校心理士会 HPはこちら 】
①子どもたちへの支援に関して
資料提供1：「自然災害にあった子どもたちへの援助：保護者や教師が出来ること」
資料提供2：「危機における援助：事実とヒント」
資料提供3：「地球規模の災害：子どもたちの対処する力を援助する」
資料提供4：「強いトラウマをもつ子どもの見つけ方：保護者や教師のためのヒント」
資料提供5：「震災ストレスケアマニュアル：小学生版」
資料提供6：「障害のある子どもへの災害時対応の手引き」
資料提供7：「避難児童生徒を受け入れる学校へのメッセージ」
資料提供8：「支援者のための災害後のこころのケアハンドブック」
②子どもたちとの遊び方の工夫
資料提供 9：「あそびマニュアル1：新聞紙だけで遊べる方法」
資料提供10：「あそびマニュアル2：新聞紙とテープとゴミ袋で遊べる方法」
③支援者自身に関して
資料提供11：「支援者自身のケア：燃え尽きないために」
資料提供12：「支援者自身のケア：短縮版レジメ」
資料提供13：「支援者自身のケア：スライド版」
資料提供14：「支援者自身のケア：スライド版配付資料」
④その他に、「ほんの森出版社」のHPには、東京女子大学の前川先生が記した「学期始めに子ども達に話すメッセージ」の例が掲載されていますので、参照してください。
なお、日本学校心理士会として、子ども・教師・学校を中・長期的に支援するための「東日本大震災 子ども・学校支援ティーム」を立ち上げました。すでに、先遣隊を派遣しました。
神奈川支部はこれからも最新情報を順次提供したいと思っていますが、皆さんからの情報や支部としてできることのご意見等を神奈川支部事務局にお寄せください。
ご連絡はできるだけメールでお願いします。
ryoshi@keyaki.cc.u-tokai.ac.jp 担当：芳川玲子
